ツィメルマンさんへの尊敬
ツィメルマンさんの過去の記事を読み、音楽性だけじゃなくて、人間性の尊敬も更に増しました✨
心のどこかにあった気持ちを、この記事でツィメルマンさんが語っておられる。
過去の栄光だけを経歴として公表するのは正確ではないとツィメルマンさん。
初コンクール順位ビリは、普通なら隠したい経歴にも関わらず「あの苦い経験があるからこそ今の自分がある」…と記者に話せる精神の強さと寛大さに感服。
「ツィメルマンはコンクールの審査員も引き受けない。音楽を採点することは困難だと考えているからである。
“私はコンクールから世に出たわけですが、自分が審査員席に座ることはしたくありません。なぜなら、若い人の演奏を聴くのは好きですが、点数をつけることは苦手なのです。私は自分が得意でないことをすると、とても気分が悪くなり、自分を見失ってしまう”」
「どんな演奏であったとしても、それはまなちゃんの音楽だから。」そう言ってくださった恩師の言葉を思い出す。
私の生徒さんには、コンクールの順位や世間からの評価に集中するよりも、今ここに居る自分の音楽性を高める事に集中して欲しい。
人生短いのだから。
写真・記事の抜粋
「朝日新聞デジタル、論座」さんより。
0コメント