緩和ケアと音楽療法
先日の日曜日は、昭和音楽大学にて緩和ケアと音楽療法の講義を受講してきました😌
現在、日本では保険適用内で緩和ケアの音楽療法が行えるのは、がん患者の方のみです😔
他の国では、もっと広範囲の疾患に対して音楽療法を受ける治療が受け入れられていますので、この差は何だろう?と考えてしまいました。
音楽療法はあらゆる場面にて、効果を発揮します。
精神疾患を始め、社会的ストレスやがん患者の御家族に対して……などなどもっと掘り下げると本当に多くの場面で音楽が癒しとなるんですね。
病院内での個人のセッション(ベット横で)は、あまりエネルギーの強い曲を演奏すると患者さんが圧倒されてしまうので、オルゴールのようにそっと寄り添うように演奏します(田原先生はハープもお弾きになられます)
集団セッションの時は、その時に集まった皆さんの好きな歌や曲などをお伺いして演奏し歌ってみたり……リクエストもなるべくその場で知らない曲でも、頑張って弾くようになさってるそうです。
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患者さんの容態が急変して、来週はお会いできないかもしれないからです。
そんな、生と死の狭間のギリギリの所に居る方々に寄り添うのには、田原先生もこれまでにとても多くの葛藤や模索があったそうですが、ご自身の使命感をしっかりとお持ちになり、音楽療法としてお勤めになられているようでした。
音楽って人の心や感覚にダイレクトに伝わるものなので、音楽のあるべき姿、私なりに色々と考えさせられました。
また次回の講義も楽しみです😊💕
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